中村耳鼻咽喉科(春日井市役所東・八幡小北隣)
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ティンパノメトリー
(チンパノメトリー)



●検査の方法
ティンパノメトリーは、鼓膜の動きの程度を調べる検査です。耳式体温計のような形の器械を耳の穴に密着させて、外耳道(耳の穴)の空気圧の変化(+200〜−200daPa(mmH20)、空気で鼓膜を押したり引いたりします。)を作り、鼓膜に当てた探査音(低い「ボー」っという小さな器械音です。)のはね返り具合から、鼓膜の動き具合を調べます。気圧の変化を作るため、飛行機に乗った時のような耳がツンとする感じがありますが、片側数十秒で終了する簡単な検査です。(検査中、動いて器械がずれたりすると、計測し直しになります。)

●検査結果の見方










健常者では、0daPa(鼓膜に圧力をかけない状態)付近にピーク(鼓膜が振動しやすい状態)があります(A型)。

耳管狭窄症など、耳管の働きが悪く、中耳内の空気圧調整ができていない場合、鼓膜は気圧の低い中耳側に引っ張られ、陥凹しています。そのため、ティンパノメトリーでは、外耳側の圧力がマイナス(鼓膜を少し手前に引っ張った状態)の方向にピークが移動します。(C型。中耳内圧が外耳道側より低い状態)。

中耳炎で、中耳の中が浸出液でいっぱいで含気がなくなった場合や、ベトベトした浸出液が溜まっている場合は、ピークが消失します(B型)。