ガレージキット用語集
勝手に選んだ用語を並べています。
たいがい、妻との会話で説明を求められた用語ですので、一般用語でないのでしょう^_^;;;
- ぺえぱあ:ペーパー
紙やすりのこと。
通常、耐水紙やすりのことを指します。
普通の紙やすりで表面処理をしますと、摩擦熱でプラスチックや塗装面を痛めますので、水をつけてあまりに熱くならないようにします。
番号が大きいほど、目が細かいヤスリを表します。
ガレキ製作では、原型製作時で80番から2000番程度、キット製作時で240番から2000番程度を揃えておけば充分かと思います。
後藤の場合、#240、#320、#400、#600であらかたの作業は済ませてしまいます^_^;
- ひょうめんしょり:表面処理
ガレージキットの場合、成形の都合上、表面が気泡などで荒れていることが多いため、それを平滑化する作業のこと。
最近は真空脱泡機のような機械の導入で表面がかなりよい状態ですが、あまりにつるつるすぎても塗料がのらないので、
400番程度の紙やすりをあてます(また、キット表面に離型剤がついていますので、これを落とす意味もあります)。
普通はパテやサーフェーサをつかって平滑化しますが、最近の流行の透明感を重視した塗装では、キャストくずを瞬着でとめる方法を多用します。
- りけいざい:離型剤
複製時に、キャストとシリコンゴムがくっつかないように、シリコンゴム表面に塗布する薬剤。
その実態はシリコンオイルだったり、アクリル系塗料だったりさまざまですが、いずれにせよ塗装の邪魔になるので、洗剤+クレンザーや紙やすりで丁寧に取り除く必要があります。
ペインタブルな離型剤もあるということですが、あまり試したことがない(また試す度胸もない^_^;)ので、実直に離型剤落としをしたほうが、塗装時にマスキングテープに塗料をもっていかれる可能性が少なくなります。
- とうはと:東鳩
パソコンやプレイステーションでできるギャルげー「ToHeart」のこと。
後藤はこれにはまって以来、「痕」、「雫」、「アトラク=ナクア」、「One〜輝く季節へ〜」、「Kanon」、「久遠の絆」と道踏み外しまくっています。
- かあびんぐないふ:カービングナイフ
木製のデコイ(囮用の鴨などの木彫模型)等の製作に使われるナイフの総称。
特に刃が緩やかなカーブを描くものを特に呼ぶ。
フィギュア製作は、普通はいわゆる折り刃式のカッターナイフの直刃で十分ですが、カービングナイフの刃先の曲線をうまく使うと、フィギュアの曲面の製作が楽になります。
値段はピンキリですが、Allexのカービングナイフ(1本300円くらい:日曜大工店で手に入るかと思います)がコストパフォーマンスがよいかと。
- ぴいぴいえむ:PPM
Papa Modelersの略。
妻子がいるモデラー。
一般にお金も時間も自由になりませんが、そのなかでいかにやりくりをするかが腕の見せ所なモデラーの総称。
もともとはニュースグループfj.rec.modelで使用されていた言葉。
- いたまえ:板前
板胸初潮前、の略語らしい。
いわゆるロリキャラをさすが、18歳未満をすべてロリと称する誤用に対して、その定義を明確にかつ誤解のないように造られた言葉、だと思う^_^;
- わんふぇす:WF
ワンダーフェスティバルの略。
ゼネラルプロダクツ(現GAINAX)がはじめて、現在は海洋堂が引き継いでいるガレージキット最大のイベント。
通常年2回開かれる(冬および夏)。
同人誌でのコミケに相当。
[類語] JAF-CON、メディキッド
- ほげじゃ:HJ
模型雑誌「ホビージャパン(Hobby Japan)」のこと。
- えむじい:MG
模型雑誌「モデルグラフィックス(Model Graphix)」のこと。
一部業界ではガンダムマスターグレード(Master Grade)プラモデルのことを指すらしいが、ここではそのような使い方はまれ^_^;
- ますきんぐ:マスキング
塗料を塗りたくないところを覆い隠すこと。
マスキングテープが主兵器ですが、マスキングシートやティッシュペーパー、サランラップ、マスキングゾルなども使用します。
マスキング材はうまく選ばないと、マスクし切れなくて塗りたくないところに塗料がついてしまったり、境界から染み込んでみたり、マスクを剥がす時に粘着剤がどうしても残ったり^_^;塗料面もいっしょに剥がれたりしたりします。
特にエアブラシを使用する場合、必須の技術ですが、後藤の場合、技術に不安があるので^_^;、境界線を中心に筆塗りを併用します^_^;;;;;v
- むはっぽううれたん:無発泡ウレタン
ガレージキットの素材として多用されるプラスチックの一種。
レジンもしくはキャストと呼ばれることが多い。
一般のプラモデルはスチロール樹脂のような熱可塑性(暖めるとやわらかくなる)樹脂でできているが、
ガレージキットはそのような材料は扱いが困難であるので(すごい機械必要です)
2種類の液を混合すると硬化する樹脂を使用して作ります。
スチロール樹脂ではないですから、プラモデル用の接着剤ではつきません。
エポキシ接着剤や瞬間接着剤を使用します。
昔は「ハイキャスト」等限られたブランドしかなかったが、最近は「スーパーキャスト」等の多くのブランドが出ています。
フィギュアキットでは白、アイボリーからピンク、ライトタンあたりの色のキャストがよく使われるが、
成型時に顔料をまぜることで任意の色に調整することが可能ですので、
色でブランドを見分けるのは困難でしょう。
ブランドごとに微妙に硬化特性および硬化後の工作性が異なりますので、けっこう選択に気をつかいます。
[類語] エポキシ樹脂
- ふぃぎゅあ:フィギュア
Figureのこと。お人形さんともいう。
ちょっとニュアンスを変えたいときに使用します。
そのときには、プラスチック製のディスプレイ用のものを特に指します。
一般には「アクションフィギュア」のような「おもちゃ」系の方が「フィギュア」の意味としては
使われているようですが、少なくともこのページでは(^_^;)ちがいます。
ちなみに英語で「ふぃがー」というと、お金勘定などの「数」を一般にさします。
でも、こーゆーものを指す「フィギュリン」という用語はちょっと別系統のような気がする。
- そふび:ソフビ
ソフトビニールの略です。
一般にソフビ製フィギュアは中空のもので、価格的にも(多少大量生産できるので)安くなります。
個人的には塗装しにくいので、多少高くても(同じものなら)レジン製を購入します。
- ぱて:パテ
充填剤のこと。キットのかけやへこみを修正するために使用します。
フルスクラッチでも主材料として使用する人もいます(少なくとも、私はそのひとりです^_^;)。
種類は大きく分けて
- ラッカーパテ:溶剤揮発による乾燥を経て硬化。
- ポリパテ:ポリエステル樹脂を使用。2種混合型。一般に硬化時間は短い。
- エポキシパテ:エポキシ樹脂を使用。2種混合型。一般に硬化時間は長い。
- 瞬着パテ:瞬間接着剤と樹脂粉末を混合して使用。硬化時間は極めて短い。
となります。
修正のための厚付けならポリパテ、
表面の浅い傷の修正ならラッカーパテ、
硬化する前に形を出したいのならエポキシパテ、
充填しながら微調整とからな瞬着パテ、と、TPOに応じて使い分けます。
- えあぶらし:エアブラシ
塗装の技法の一つ。
しかし往々にしてその技法で使用するツール(ハンドピースやコンプレッサ)を指すことが多い。
むらなく塗るには極めて重宝。
筆塗りで広い面をむらなく塗るのは極めて技術がいりますが、エアブラシなら比較的に簡単です。
微妙なグラデーションも容易なので、高価ではありますが(ハンドピースが1万円周辺。コンプレッサーは安くても2,3万円)ある程度諦めがついたら欲しい物。
- めたる:メタル
ホワイトメタルの略。フェニックスなどからメタル製の女性フィギュア(主にファンタシー関係)がでています。
日本でも、昔ツクダから「風の谷のナウシカ」関係のキットやゼネプロから「ダイコンの女の子」のキット、
果てはタカラからクラッシャージョーなどが出ていましたが、
今じゃあまり見ませんね。
レジンよりもしかすると細かいディテールが可能なのかもしれませんが、それを生かしたものってあまり見ないなぁ。
場合によってはエッチングパーツを指すこともありますが、こちらはあまり一般的な用法ではないでしょう。
- えっちんぐぱーつ:エッチングパーツ
薄い金属板をフォトエッチング(食刻)と呼ばれる方法で細工したもの。
かなり細かなパーツができるのですが、戦車や航空機だと重宝しますが、
フィギュアだと眼鏡やペンダントぐらいにしか使い勝手がないかも。
まつげのエッチングパーツというものもありますが、
形状が単純なので薄手のアルミ板をはさみ・ナイフで切ればすぐつくれますので、
エッチングパーツ(たいがい高価です)を使うまでもないでしょう。
- きほう:気泡
レジンキットについてまわるもの。
これとの戦いがレジンキット組立の主作業であることは公然の秘密。
これがなければガレージキット制作がどれだけ楽になることか。
最近は真空脱泡や遠心脱泡などの(昔は振動脱泡なる、ゴム型をとんとんと揺するやりかたしかなかった^_^;)
便利かつ効率的な手法が(特に商用キットの)主流を占めるので気泡が減りかなり楽になったが、
表面処理して紙ヤスリをあてているときに気泡を掘り当ててしまったときのあの感覚は味合わねばわからないものであろう^_^;
- さーふぇーさ:サーフェーサ
気泡を埋めるための、パテを薄く溶いたもの。
商品としてはプライマーサーフェーサとして、(粘度を若干あげても)食付きをよくしたものが一般的。
スプレー缶、瓶入り両方あるが、手軽さからかスプレー缶がよく使われる。
原型用にはグレー(傷や歪みが見えやすい)、完成品塗装時には白(上に乗る塗料の発色が明るい)とサーフェーサといいながら2系統に分かれるかも。
ちなみに後藤のキット塗装時に使用しているサーフェーサは、IMCの「濃縮白さふ」。
これをヤング88(公称0.3mmノズルですが、感覚的には0.5mmくらいあって、サーフェーサのような濃度の高いものでも詰まりにくいです)で吹いています。
一般に言って、ディテールを埋めずに気泡だけ埋める、などというのは、エビピラフから刻みネギを取り分ける程度に
神経使う仕事なので、キットを作る時にはサーフェーサ(および下塗り塗料)の使う回数は少なければ少ないほどよいことになります。
従って白いキャストキットには白いエポキシパテに白いポリパテ、白いラッカーパテに白いサーフェーサ(おお!これで、白い下塗り不要!^_^;/)
というパタンがとても好きになっていきます。
- さふれす:サフレス
サーフェーサを使用せず、キャスト地の上に(透明プライマ−程度の下地処理で)直接塗装する方法。
これにより、(キャストの透過光を利用して)肌の透明感などが表現できる優れもの。
ただし、気泡埋めはキャスト屑+瞬間接着剤で地道にやることが必要だったり、アクセント間違えるとリカちゃん人形のような味気ない肌色になったりと、時間と気を使う方法です。
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