2002年6月16日の父の日、ちょっと寂しい家族の目と、時差ぼけ未だ収まらずゲロゲロな体調は無視して、東京は浜松町の産業貿易センターに出撃。
目的はEXPRESSION2002。
会場は前回に引き続き2階フロアという一等地。
大理石の柱、高い天井、吹き抜けへのウィンドウ、でもちょっと暗い照明^o^;/と高級品ショールームにぴったしという感じ。
展示にはちょっと光量が足りず、駄弁るにはちょっと空間的に寒々しいかもしれないけど、少なくとも圧迫感だけは感じないので気兼ねせずにゆっくり喋れる。
今回の参加ディーラー数は45と第一回からあまり変化なく流れてきているが、新規に入ってくる方もあったりして停滞という感じではなく。
ディーラも販売を主目的にしていなかったりするあたり、イベント参加という口実を見つけて同好の志と語らうことが中心のまったり空間。
基本的にまったりまったりしているのですが、それでもこのような小さなイベント合わせでの新作もあったり、現在製作中の原型を見ることができたりして、覗きこむには具合のよいイベント。 小粒なイベントながら、なかなかよいものが集まっております。
1.エロ
最初からえげつないタイトルで恐縮ですが、制約のない中で女の子造形を行える場合、女の子の愛らしさを表現するときに女性たる所以をあからさまにすると、男の願望含めてしまうとどうしても「エロ」っぽくなってしまうのはまあ自然のコトワリと申しますか。
一口にエロといっても、かなりハードなものからソフトなものまでスペクトラムが広いので、一つのカテゴリとするのも無理があるかもしれませんが、女の子が女の子らしいということを先鋭的に表に出したもの、と思えるものをいくつか。
まずはハード系。
例えば、鉄虎竜の中山栄治氏原型えろキット(画像(28KB)注:18歳未満お断り^o^/)とか、こりゃいかん@o@/でしょう。
#今回は「鉄虎竜wizG-DOME」にて販売しておりましたが、エロ物中心に別ディーラを立ち上げ(かつ通販も)予定とか。
思わず脳髄直撃ショックを受けて買ってしまいましたが、家庭にて組上げるのはなかなかチャンスを狙う必要あり。
ありあまる胸と張りがあるやや大きめのお腹という西月力画伯の絵をモチーフにした、従来の中山氏造形とは一線を画したもの。
中山氏が「ニッチなニーズを追求する」とかおっしゃっているから、妊婦ものに走ったのかとかちょっとドキドキしてしまいました。
なにしろキットは西月画伯の特徴たる豊満な胸と大き目のお腹を忠実に再現、さらに完成見本の臍を中心とした正中線のシャドーが妊娠線に見えるのですがー。
ともあれ、中山氏らしい着実な造形の童顔と豊満な肢体の対比がやばく、またよく造りこまれた舌や足の指先の表情の露さ、更にストッキングや手袋・チョーカーという小道具(特にこれらを暗色で塗装すると肢体の白さとのコントラストが映えて)による装飾は、少女妊婦とか大変ニッチな世界(誤解)を基調としてたいへんエロ。
エロ原理主義造形家の近藤貴之氏(今回はまりんちゃんのみ出展。クレア・コリエンテ嬢も見たかったよーT-T)と二人でエロエロな一角を構成。
一方、ソフト系というと、「B.M.W」の田中冬志氏原型の座りお嬢さん(MOMO嬢)
(画像1(25KB)、
画像2(26KB))が白眉。
腰廻りが厚く女を感じさせる一方でお腹はぷっくり感ありながらさらっと流されている、ロリコン座りの下半身。
邪気なく嬉しそうに合わせる手と手、それによって寄せられていてもまだ微乳の線の細い上半身。
甘えるように見上げる、頬の肉がぷっくらと残ったあどけない顔。
通常の意味でエロというのは失礼ながら、女の子としての愛らしさ風味という意味では大変充実。
ぱっと見にまだうら若い清純な女の子っぽく、でも内には妻として母としての素地が見えているような気がして、ともにありたいと思う庇護欲と被庇護欲が沸きあがってきて、
死ぬ、死にます、死ぬとき、死ねば.....とかよろめきまくり。
手足の指の表情や微妙な背中の丸め具合など造形のひとつひとつとってみてもよくできているというか、コトブキヤ的な手馴れた感触がただよっておりますが、これが全体としてまとまったときに、それらの奏でる気後れ、期待、恥じらい、健気さがまこと愛らしく、まことエロ。
以前、クリカニにて途中原型を見てよろめいてから、ようやく入手。
目出度し。
そういえば、話は脱線しますが、
千草亮(改)氏@
わくわく造物ランドが製作中の遥嬢@君望もこのようなポーズでかぶっているとか。
遥嬢にこのよーなポーズをさせるのかー、ちうか、それ犯罪的、とか思うも、あどけなく、しかし深い決意を込めた遥嬢っぽくてよいかも。
2.ロリ
これまた誤解を与えそうなタイトルで再々恐縮ですが、(性別にこだわらず)幼子の愛らしさを主軸に、それに女の子としての将来への期待・託望を加味したもの(ゆえに対象は結局幼い女の子になってしまうのですが^_^;)はすべてロリと呼んでしまうことに。
まずは「栗色公国」のKeity嬢
(画像1(32KB)、
画像2(40KB)、
画像3(39KB)
)。
後藤的によろめいてしまったのは、その膝の表現のすばらしさ。
膝頭や膝裏のまあるい曲線を中心とした肉付き、腿や脛の柔らかそうで張りのある幼児系ラインと合わせると思わずすりすりしたくなる愛らしさを。
原型師さん曰く「起伏を抑え目にしてみました」とのことですが、それが大変上手くいっているかと思うです。
凶悪なトライデントを小指立ててさりげなく持つ上体は、カウンターウェイトとしての意図なく大げさに左に傾斜し、かつ偉そうにというか誇らしげに上体をそらしたポーズ取り/構成は、邪心なくあくまで純粋だけどそれだけに残酷な幼児的印象を強めて、小悪魔的看護婦さんという幼児が内包する矛盾にも似たキャラを立たせているかと。
胸の処理は悩ましいですが、ロリとしてなんかよさげにまとまっているです。
また、「Pub・Key'浜松町店」に置いてあった東京G-0のちびすけましーん/菅原大輔氏原型Kei嬢
(画像1(27KB)、
画像2(25KB)、
画像3(27KB)、
画像4(30KB)
)もロリの先鋭的典型的造形かと。
VANCE PROJECT(GSIクレオス-旧:グンゼ産業-の新ブランド)の発行する模型塗装ガイドブックのオマケフィギュアとして造られたもの、その原型を展示。
このような豪華なオマケ、オマケだけでも買う価値あるでしょー?
ちうか、ガイドブック1000円也にこのようなものつけて引き合うのですか?
まあ、そんな人様の懐の心配なぞうっちゃっておいて、ガイドブック予約できるとこ教えてくだされー。
従来、氏はブラウン管の向こう、ショーウィンドウの向こう、のような、臭いの到達しない、いわゆるプラスチックなイメージを持つ造りを身上としてきていたかと思うのですが、今回のKei嬢、塗装教本のオマケということもあってかより「作る」人向けに温かさや臭いを取り除かず「オーソドックス」に造られているかと。
しかし、その腿、脛、肩、ニの腕、お腹、頬、唇どこの部分をとっても愛らしいことT-T
そして、腰掛けているポーズのなかで、右膝下の(左脚に対しての)角度、首の曲げ具合、右手指の(左手指に対比しての)力のかけ具合、腕によって若干体重を支えることでの肩の持ちあがり具合と脇の締め具合というそれら部品の結合にも細心の注意を払って、更に靴などのガジェットで全体を引き締めておるこのKei嬢、ちびすけましーん風味から逸脱してはいるかと思いますが、オーソドックスにわかり易く造られたものゆえにこれだけのた打ち回るレベルになってしまいましたので是非とも皆様ご賞味を。
#先日の静岡ホビーショーでも出ていたようですが、そのときの展示とずいぶん造りが変わっているような。
ロリと言ったら抜かすわけにいかないうか2氏も、再販(じゃなかったっけ?何度も見たような気がするけど^_^;、販売するのは最初かな?)ながら可動ちゃん%ネコミミパンチラロボ・ビトレット嬢(画像(42KB))を出展。
#あのー、「巨乳ちゃん」は?T-T/
色キャスト、瞳シールと即座に完成形態にもっていけるキットは、
メカ的精密度(どれだけの可動部があるやら、後藤には見当もつかず)とロリ的愛らしさ(筋金入りのロリ者な方が技術を持つとこうなるという典型例^_^;/)を兼ね備えた、模型ドメイン外の方にもアピールしそうな、トイとしての完成度とロリフィギュアの愛らしさの蜜月もの。
ついでに、というのも恐縮ながら、
「お前は母親失格でちゅ!!」(H&Pパースペクティブ)から出ていたYR/卓球模型氏原型の観月マナ嬢@WAドールヘッド
(画像(51KB))
もほっぺたぷにぷにで可愛いのである。
先日のドルパでも見たが、愛らしさに負けてついに購入してしまったのである。
ドールヘッドだけ持っていても仕方ないので、ドール素体も買うのでしょうか?
ドール地獄へおちるのでしょうかー?
3.ケモノ
なにやら最後まで変なタイトルで申し開きの言葉もないのですが、
メイドさん熱が一段落した現在、カテゴリとして目立つのがこの分野かと。
ケモノmix度は30%未満の、いわゆるソフト路線ではあるのですが、ネタとして歴史あるかつ強力なものでありますので、今後の展開も期待出来ます。
TandemTwinの 山崎氏は、「Kip」から出展。 黒豹ねーちゃんにてケモノねーちゃんシリーズを再起動しましたが、このところますますこの方向に傾きつつあって大変目出度し。 再販ではあるのですが、犬ねーちゃんs (画像1(48KB)、 画像2(42KB)、 画像3(56KB)) は、ケモノねーちゃんシリーズの定石たるソフトボンテージを継承しながら、ついに2体セットにてシチュエーションとしてもその世界に突入。 ますますの巨乳度アップもあってとてもダメダメフェティッシュな世界にのめり込んでいくのが後藤的に大変○。 次回予定は羊ねーちゃん山羊ねーちゃん (画像4(38KB))だそうで、着々とケモノを越えて万魔殿への道筋をたどられているのかな?
また、「Kip」家主の湊川あまは氏も横たわりジャガーねーちゃん
(画像1(52KB)、
画像2(55KB)、
画像3(54KB))を出展。
重みと張り、ふくよかさとスレンダーさの混交はあまは氏らしく。
次回作はケモノではない
(画像4(50KB)、
画像5(37KB))らしいですが、
いつの間にやらケモノになっていてもOKですのでー>あまは師匠
「なこばかや」のIBUKI氏原型テス嬢 (画像1(54KB)、 画像2(37KB))もようやく入手。 元ネタはKONA画伯の検見川動物病院。 首輪に鎖、その他レザーリングちうのはケモノ系ではデフォでしょうか? ケモノ系だとここらへんの妖しいガジェットが許容される雰囲気が、ちょっとえっちいけどどぎつくない(と思わせる)印象を与えることができる、ということが、ケモノ隆盛の一因でしょうか。 で、あれば、その要因をフルにご活用くだされ。>ケモノ原型師諸氏
ケモノでは一家言あるいなばやさんも新作構築中のようですし、ケモノ娘はなかなか後藤的注目株。
4.まとめ
まとめ、というほどのものではありませんが、単なる展示会とも即売会とも異なる、このような集いもあって欲しいかと。
クリカニも似たようなファンクションかもしれませんが、こちらのほうがちょっとだけハイソ(笑)な感じでしょうか?
ともあれ、このような集い、造形趣味の方と語らうことができる貴重な場。
例えば、今回もカワサキカズシ氏の製作途中原型見せてもらったり、または購入したキットを肴に騒いでみたり。
ガレキ造形というものが3Dを対象としており、その成果物以上にそのプロセスである造形の方法論が極めて重要である以上、現在の通信インフラ下ではこのようなオフラインのミーティングがとても大切かと。
で、このような機会を設けてくれた菅原氏に感謝。
#イベント運営的にも菅原氏の真摯な姿勢を横から見るにつけ、
事前の広報もあまりなかったにも関わらず、例年並にディーラも揃ったのは人徳かと。
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